その1に引き続き、上野広小路～日本橋のルートをたどります。
その2では、秋葉原駅よりさらに中央通りを南へ向かい、日本橋、ゴールの日本銀行までを目指したいと思います。引き続き、歩いたおよその歩数もご紹介します。
【秋葉原駅～日本橋】
秋葉原万世橋付近です。正面左手に見えるのは、ＪＲ神田万世橋ビルです。
かつて、交通博物館がありましたが、現在その跡地に建設されています。
万世橋より西側を臨みます。ＪＲ神田万世ビルと、その向こうに住友不動産のビルが見えます。
万世橋より、神田川を臨みます。
西側遠方に見えるのが、浅草橋、両国方面です。
写真は、肉の万世秋葉原本店ビルです。今年3月に閉店し、現在解体が進んでいます。
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肉料理専門のレストランなどで知られる「肉の万世」秋葉原本店（東京都千代田区）が３月３１日に完全に閉店し、３３年の歴史に幕を閉じる。ＪＲ中央線脇にそびえるレンガ風の１０階建ての建物は「肉ビル」と呼ばれ、秋葉原のシンボルにもなっていた。3月の閉店を前に、同店しか扱っていない名物のパーコー麺などを食べようと、多くのファンが行列を作り、別れを惜しんでいる。
（引用元：産経新聞より https://www.sankei.com/article/20240223-VHOM3DJY5JGEFK2AKY7HIDEI64/#:~:text=%E5%90%8C%E7%A4%BE%E3%81%AF%E4%BB%8A%E5%9B%9E%E3%80%81%E4%B8%87%E4%B8%96%E3%81%8C,%E3%81%A8%E8%AA%AC%E6%98%8E%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82）
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私も子供のころから、この万世ビルへ行って家族や友人と焼肉を楽しんできました。最近では、都内でもいろいろな焼肉専門店が出店してきており、またコロナ禍での客足の不足も大きく響いていたようです。秋葉原とは切っても切り離せないシンボルであっただけに、残念でした。
この先、またこの場所がどのような建築・施設となるか、今後見ていきたいと思います。
肉の万世自体は、電気街近くで営業を続けています。今度、ぜひ行ってみたいと思います。
万世橋を越えてさらに進みます。靖国通りとの交差点に来ました。
千代田区淡路町のあたりです。靖国通りを右方面へ曲がっていくと、お茶の水書店街、その先、九段下の靖国神社へとたどり着きます。
今回は、このまま中央通りを南へ歩いていきます。
銀座線神田駅に到着しました。（秋葉原駅北口より約900歩）（松坂屋より約2,280歩）
この先からは、秋葉原電気街の喧騒を抜けて、ビジネス街といった感じです。
平日ですが、人通りは少なかったです。
JR神田駅北口付近です。
日本橋室町へ入ったころに、淡路島（兵庫県洲本市）のアンテナショップを発見しました。私の田舎が淡路島ですので、思い出して立ち止まってしまいました。が、このまま日本橋方面へ向かっていきたいと思います。
いよいよ日本橋の中心部へと向かっていきます。
「日本橋三井タワー」が見えます。
ここは日本橋室町付近、三井発祥の地で、グループの各建物が集まっています。
日本橋と言えば、三井でしょうか。。。
日本橋三井タワー
所在地：東京都中央区日本橋室町2-1-1
竣工：2005年
発注：三井不動産
設計：日本設計
施工：鹿島・清水・三井住友・錢高・東レ・佐藤 共同企業体
銀座線・半蔵門線の三越前駅に到着しました。（神田駅より約1,530歩）（松坂屋より約3,800歩）
日本橋三井タワー1階に、ホテル、マンダリンオリエンタル東京があります。
上層階に客室があります。ちょっと調べましたが、、、高級ホテルです。
また、千疋屋本店も1階にあります。
この先、三井信託銀行（三井本館）、日本橋三越デパートと続きます。
三井住友信託銀行の建物が見えます。
写真は中央通りを振り返って撮っています。ですので、写真左手側へ進むと、三井住友銀行の支店、その先にはゴールの日本銀行があります。ですが、この先さらに日本橋まで足を進め、そこから日本銀行へ向けっていきたいと思います。
日本橋が見えてきました。正面に高いビルが建設中です。
日本橋に到着です。東海道五十三次の出発であり、江戸の、東京の中心でもあります。
日本橋麒麟の像（三越前駅より約800歩）（松坂屋より約4,600歩）
日本橋の上、南北に向いて道を指し示していました。
今後の歩き建築集でも、起点として紹介していきたいです。
【日本橋～日本銀行】
今回のゴール、日本橋日本銀行本店に到着です。（麒麟像より約700歩）（松坂屋より約5,300歩）
日本銀行案内板です。南東正面側にあります。
日本銀行 南側外観
ドリス式の柱が立ち並び、静かな雰囲気ですが、荘厳です。
西側外観です。
（日本銀行本店の建物について：https://www.boj.or.jp/about/education/oshiete/history/j04.htm）
日本銀行の設計者、辰野金吾の作品として、本ブログ紹介でもさせていただきました。
https://archiacross.com/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e5%bb%ba%e7%af%89%e5%ae%b6%e3%81%ae%e7%99%bb%e5%a0%b4%ef%bc%8d%e8%a5%bf%e6%b4%8b%e5%bb%ba%e7%af%89%e3%81%ae%e7%90%86%e8%a7%a3%e3%81%a8%e7%bf%92%e7%86%9f/
今回の歩き建築は、ここでゴールです。
地元上野周辺から東京の中心地日本橋を目指し、歩きながら歴史的な建築をいくつか振り返りました。
また、今後もぜひ歩き建築でいろいろとご紹介します。
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